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実体験ニュースレターVOL.89
2016年5月27日発行
笑いあり、涙あり
おもてなしの悪戦苦闘!
〜感動のツボ研究会〜
ハイライト
・敷地から出る
・本気で楽しむ際のたしなみ
・俳優になったつもりで
 
基本中の基本。
魔法が使えれば
表現力
私は歴史小説が好きで司馬遼太郎さんや塩野七生さんの本をたくさん持っていますが、それなら歴史に強いかと言うとこれがまったくダメで、ただ単にストーリーを楽しんでいるというレベルです。

だいたい古本屋で“国盗り物語 司馬遼太郎著 新潮社”を偶然購入して読んだのが20代後半で、それまでは歴史小説を読んだことがありませんでした。

しかし、斎藤道三編・織田信長編からなるこの小説を読んでからは、面白い上にビジネス本を買って読むよりもはるかに経営の勉強になると思ったので、司馬遼太郎さんの著作はほとんど読みましたが、中でも特に好きなのは北条早雲の箱根の坂、坂本龍馬の竜馬がゆく、大村益次郎の花神、河井継之助の峠、高田屋嘉兵衛の菜の花の沖、秋山好古・秋山真之兄弟の坂の上の雲でした。

本の話をすると私のおバカぶりを宣伝するようなものなので気が進まないのですが、読み始めた頃「最近、司馬遼太郎の小説にはまっちゃって」と知り合いに言うと、

「面白いでしょう。私も高校生の頃はまりましたよ」

と言われ苦笑いをしたことがあります。高校時代の私は少年ジャンプしか読んでいませんでしたから(笑)。そんな私が最近先輩からある本を薦められて読みました。

“羊と鋼の森 宮下 奈都 著 文藝春秋”

尊敬する方が紹介してくださったので『どんな本ですか?』と訊くこともなくその場でスマホから注文しましたが、全国の書店員が“今いちばん売りたい本”を決める『2016年本屋大賞』に選ばれた本でした。

ピアノの調律に魅せられた青年が調律師として成長する物語なのですが、私が『凄いな〜』と唸ってしまったのは音の表現です。

「聴けばわかる!」
「食べてみればわかる!」
「言葉はいらない!」

とよく言われますが、私は素晴らしいものを味わった時に的確な表現ができないことをいつも情けなく感じています。

評論家ではないのだから言葉で的確な表現をする義務はありませんが、感想が『素晴らしい』『すごく美味しい』しかないというのも寂しい気がします。

「風が吹いて、森の匂いがする。葉が揺れ、枝が擦れる。エゾマツの葉が緑のまま落ちるとき、音階にならない音がする。幹に耳を当てると、根が水を吸い上げる音がかすかに聞こえる。カケスがまた鳴く。知っていた。知っている。叫び出したくなるような気分だった。エゾマツの鳴らす音を、僕は知っている。だから懐かしいのか。だから魅かれたのか。ピアノの原風景を、僕はずっと知っていたのだった。(羊と鋼の森より)」

美味しいものを食べるとか、素晴らしい演奏を聴くというのはチャンスに恵まれないと難しい部分がありますが、本なら今の時代簡単に手に入ります。あとはきっかけでしょうか。

本でもCDでもAmazonのレビューには酷いことが書かれてあったりもしますが、私は気にしません。人がハズレと思うものが自分にとってはアタリという場合もけっこうあってそれも面白いのです。だから、ちょっとでも興味を惹いたら吟味せずに買います。世間の評価などは一切見ないで買って読むというのが一番ワクワクします。

食べ歩きもそうです。『なんか魅かれる』と直感で思ったら即暖簾をくぐる。このワクワクは自分の敷地の外に出ないと味わえません。

「森に近道はない。自分の技術を磨きながら一歩ずつ進んでいくしかない。だけど、ときおり願ってしまう。奇跡の耳が、奇跡の指が、僕に備わっていないか。ある日突然それが開花しないか。思い描いたピアノの音をすぐさまこの手でつくり出すことことができたら、どんなに素晴らしいだろう。目指す場所ははるか遠いあの森だ。そこへ一足飛びに行けたなら。(羊と鋼の森より)」

学生時代、国語がもっとも苦手だった私が今さら国語の勉強をするというわけではないのですが、読書は好きなので、これからもたくさんの本に触れて、感動した時にそれを言葉で表現できる語彙力をつけたいと思います。
 
ダイエット実践報告 その83
「スタート地点に戻る」
ゴルフを昨年の夏から始めて、私にもようやく食べ歩き以外でしかも毎日楽しめる趣味ができましたが、最近私は練習場でひたすらボールを打ちながら、ゴルフは自分を客観的に見ることがすごく重要なのだと気付きました。

どういうことかと言うと、私はゴルフをプロから習うのではなくDVDで学んでいるのですが、言葉により頭で理解し映像でイメージをつかめているはずなのに、練習場で何百回スイングをしてもうまく打てません。一度友人に打っているところをスマホで撮影してもらった時に自分のイメージとかけ離れたひどいスイングをしている映像を見て愕然としました。

それでも諦めずに週に4〜5日練習場に通い、練習中は一度も座ることなく1〜2時間ゴルフクラブを振り続けて、

『今のは良く飛んだが左に曲がった。なぜだろう?』
『ボールが当たる瞬間グリップが緩んだ。どうして?』
『ゴルフクラブが重く感じる。フォームが悪いのかな?』
『長いクラブできちんと打てたと喜んでいたら、今度は短いクラブで距離も方向も定まらない。』

などと自問自答しているうちに『もしかすると!』とあることに気付きそれをすぐに試してみます。そうすると偶然『なるほどそうだったのか!』とコツをつかむことがあります。家に帰りビールを飲みながらゴルフのDVDを見て確認するとちゃんとそのことは説明されている。

最初から正解を聞いているのに、自分の経験が追いつかなければ言葉は頭を素通りする。言葉にすると陳腐で誰もが知っていることのように思っていたことが、経験前と何千回のスイングの後では理解度がまったく違う。

『わかる』の度合いってあるのだと今更ですが痛感しました。特に私のような不器用な人間は人の百倍の経験というか練習を積まないと同じ理解を共有できないのだと。

すごく重要なことって言葉としては『そんなの常識』と思うことが多く、さらに一番厄介なのは『自分はそのレベルは卒業している』と思い込んでいることなのだと、ゴルフを始めて久しぶりに『初心者』を体験してみて痛感しました。

具体的には、
『正確なグリップと構え。』
『力を抜く。』
『スイング中身体の軸がぶれないようにする。』

これらはゴルフに限らずさまざまな場面で誰もが聞いた経験のあることばかりで、私自身こんなことはとっくにできているから別のことをマスターしようと練習に励んでいたのですが、日々試行錯誤しているうちに基本中の基本ができていないことに気が付きました。

さらに面白いことに、基本中の基本から再確認しているうちにストレッチの重要性に気付きました。これも誰もが知っていることの一つですが、結局上達しようと思えば柔軟な身体というのが絶対に必要なのです。

趣味の世界でも、それを本気で楽しもうとすると基本的な部分のごまかしがきかなくなるようです。だから私はゆっくり丁寧に一つ一つ克服することにしました。

『ストレッチが大事だなんて何を今更当たり前のことを!』

これまでそう思っていた私は全然わかっていなかったわけです。しかし映像の中の自分を見るとスタート地点に戻ることの重要性を無視できなくなったのです。逆に重要性を認識すると退屈なエクササイズにも熱が入るようになりました。

ゴルフは簡単じゃないから誰もが夢中になるんですね。
今月の学び
ハードトレーニングの後は食べ過ぎるからダイエットには逆効果かもしれない。
2005年の元旦から15.65キロ減
2016年5月9日の体重
めざせTOEIC Test 700点オーバー 〜ホテルマンのドラゴン桜 
その63
「懐かしの映像」
“大学教授が考えた1年で90を切れるゴルフ上達法!角川SSC新書”の著者である山形大学大学院理工学研究科卓越研究教授城戸淳二氏がアメリカ留学の際『奥様は魔女』などのテレビ番組を繰り返し見て発音を真似て2年で英語を習得したというエピソードをニュースレター86で紹介させていただきました。

継続だけが唯一の取り柄である私は、1年間“ビジネス英語4週間集中プログラム CD付 大島さくら子著 ダイヤモンド社”の会話の勉強を毎朝繰り返しやってようやくテキストなしで理解し発声することができるようになったので、ついに次の教材として『奥様は魔女』のDVDを購入しました。

小学生の頃夕方に日本語吹替版が放映されていたので、よく見ていた記憶があり、確か当時の画像はカラーではなく白黒だったように思いますが、DVDではカラーで見ることができます。これが今見ても十分楽しめるのです。

城戸氏は著書の中で「重要なのは、好きな俳優を選びその人になりきること。「I LOVE YOU.」と言ったら「I LOVE YOU.」と同じ気持ちになって話します。どいうい状況で、どんな口調や発音で、身振り手振りを交え話しているかということを見て、そっくりそのまま真似をする。」と言っておられます。

これをやっているところを人に見られたくありませんが、試してみようと思います(笑)。

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