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私は司馬遼太郎の小説が好きです。
特に幕末のものを良く読みます。
会社経営で行き詰まったとき、子供の教育で迷ったとき、そして、英語習得を決めたとき、私の悩みは本当は悩みなんかじゃないということを司馬遼太郎の小説は教えてくれます。
大村益次郎の“花神”、河合継ぐ之助の“峠”は、逆らうことのできない人の運命についてのお話です。
「自分のやりたいことをやろう!」
「人にはそれぞれ合った道というものがある!」
彼らの時代にこんな理屈は通用しません。
激変する社会情勢、そして、不本意ながらも目の前に与えられた課題に対して、彼らは揺るぎない信念を持って立ち向かいます。
彼らの揺るぎない信念は、猛烈な勉強によって習得されました。
電気スタンドもエアコンもない時代。
もちろん“効率的な勉強法”などというノウハウは存在しなかったでしょう。
ひたすら読んで書く。
彼らは身体に染み込むまで、毎日淡々とそれを繰り返しました。
情報と選択肢が多すぎる現代の私達は、いつまでも優れた指導者や画期的ノウハウを追い求めてしまいます。
しかし、それって実は意外に不幸なことなのかもしれませんね。
(続く)
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