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最近“国家の品格 藤原正彦 新潮新書”という本を読みました。未熟者で、“自分の価値観”にまだまだ自信のない私のような人間には、大変参考になる本でした。
著者の藤原正彦氏は最近の若者と英語について、「今の七十歳以上の日本人で、英語をうまく話せる人はあまり多くいない。海外へ行った彼らの多くは仕方なく、にこやかに微笑んでいました。だから欧米の人たちは『日本人は何か胸の底に深い物を持っているらしい』と思ってくれました。ところが最近の若い人たちは、内容は何もないのに英語はペラペラしゃべるから、日本人の中味が空っぽであることがすっかりばれてしまいました・・・(後省略)」とばっさりと斬っています。
空っぽとは手厳しいが、当たっているのかもしれません。藤原正彦氏は、初等教育ではとにかく国語で、一生懸命本を読ませ、日本の歴史や伝統文化を教え込み、活字文化を復活させ、読書文化を復活させる。それにより(人間の)内容を作る。遠回りでも、これが国際人をつくるための最も良い方法だと言っておられます。
学生時代の国語や歴史の教科書を引っ張り出すのは面倒だから、私は大好きな司馬遼太郎の本をもっと読もうと思いました。
(続く)
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